近江ARS TOKYO「別日本があったって、いい。――仏はどこに、おわします?」【第2部】映像(約115分)
本アーカイブ映像は、2024年4月29日に草月ホールにて開催しました近江ARS TOKYO「別日本があったって、いい。――仏はどこに、おわします?」【第2部】映像です。配信期間は、2024年7月23日〜2025年12月31日です。
HYAKKEN MARKETでは、近江ARS TOKYO「別日本があったって、いい。――仏はどこに、おわします?」の映像配信(有料)をしております。
ぜひ、この機会にご視聴ください。
【第2部:仏は、どこにおはします?】
ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダさんが登場。ドラァグクイーンとは、「偽物だから本物であり、醜いから美しい、相反する考えを止揚する存在」であると、軽やかに言葉を紡ぐ。そのバックボーンには、 アメリカの作家スーザン・ソンタグの「キャンプ」という考え方が息づいている。
*ドリアン様のシーンは、トークのみの収録となります。本収録映像にパフォーマンスは含まれておりません。あらかじめご了承ください。
福家の司会による5人の仏教ディスカッション。近江ARSの「還生の会」 を彷彿とさせるトークバトルが垣間見られた。冒頭で福家は、果敢に仏教の根本を問う。「仏教がどうあるべきかと言いますと、やっぱり人を育む思想、これが仏教本来のかたち。時には、世間の道徳とか法律、いわゆる人倫を外れても守る、そういう意味もある」。
「言葉にはその裏に爆弾がしかけられている」と告げる仏教学の第一人者である末木文美士さん(未来哲学研究所所長)。近江ARSの「還生の会」において仏教を全8 回に渡り講義中。
日本学研究者の佐藤弘夫さん(東北大学名誉教授)は草木供養塔のスライドを見せながら、「草木国土悉皆成仏」の日本らしさを話の枕 にしつつ、「コロナウイルスは果たして成仏するのか」という難問に挑戦。
「女子学」を研究する米澤泉さん(甲南女子大学教授)。従来の女性学ではこぼれ落ちてしまうファッションや化粧、サブカルの可能性を追究する。
紫式部が「源氏物語」の着想を得たとされる石山寺の第53 世座主・鷲尾龍華(近江ARS)。「何とはなしにここに仏の姿を感じる」という蓮の花が散ったあとの花托(かたく)を手にしての登壇。
開口一番「最近松岡さんのおっかけになっている」と打ち明けた作家の 佐藤優さん(元外務省主任分析官)。松岡が近江に向かった理由を、シュライエルマッハーを引きながら、「直感と感情」で掴んだと分析する。
左官の挾土秀平さん。日本漆喰の歴史を高速でたどりながら、岩手の花泉にある唐獅子土蔵を紹介。気仙の左官職人が作り上げた究極の漆喰だが、東日本大震災で半壊してしまった。
最後のゲストは仏師の加藤巍山さん。「人間は会うべき人には必ず会う、 しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎず」と静かに口を開く。もともとギタリストだった加藤さんは、ある時から手が動かなくなってしまい、その道を断念する。
最後のサプライズゲストに樂直入さん(陶芸家)が登壇。450 年の歴史 ある樂焼を継ぐ十五代目である。「技(ARS)」をめぐる対話は、穏やかながら凛とした厳しさが漂う。
<イベントの概要>
◎名称
近江ARS TOKYO「別日本があったって、いい。――仏はどこに、おわします?」
◎内容
【第2部】松岡正剛、ドリアン・ロロブリジーダ、福家俊彦、末木文美士、佐藤弘夫、米澤泉、鷲尾龍華、挾土秀平、佐藤優、加藤巍山、樂直入、和泉佳奈子
◎日時
令和6年4月29日(日)
◎場所
草月ホール|〒107-0052 東京都港区赤坂7-2-21 草月会館地下1階
◎出演
松岡正剛 編集工学者
ドリアン・ロロブリジーダ ドラァグクイーン
福家俊彦 三井寺長吏
末木文美士 未来哲学研究所所長
佐藤弘夫 日本学研究者
米澤泉 女子学研究者
鷲尾龍華 石山寺 座主
挾土秀平 左官
佐藤優 作家・元外交官
加藤巍山 仏師・彫刻家
樂直入 陶芸家 樂家十五代当主
和泉佳奈子 百間代表
◎主催
近江ARS(アルス)
https://arscombinatoria.jp/omi
◎お問合せ
近江ARS本部 滋賀県大津市栗林町3-1中山事務所内 中山雅文
近江ARS総局 東京都千代田区九段南2-2-8松岡九段ビル百間内 和泉佳奈子
omi@arscombinatoria.jp (近江 ARS 担当 中山・和泉)
ご感想やご意見ほか、近江ARSのイベントなどのご案内をご要望の方は、本プロジェクトの公式サイトの「CONTACT」からご連絡いただけますようお願いいたします。
https://arscombinatoria.jp/omi
HYAKKEN MARKETでは、近江ARS TOKYO「別日本があったって、いい。――仏はどこに、おわします?」の映像配信(有料)をしております。
ぜひ、この機会にご視聴ください。
【第2部:仏は、どこにおはします?】
ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダさんが登場。ドラァグクイーンとは、「偽物だから本物であり、醜いから美しい、相反する考えを止揚する存在」であると、軽やかに言葉を紡ぐ。そのバックボーンには、 アメリカの作家スーザン・ソンタグの「キャンプ」という考え方が息づいている。
*ドリアン様のシーンは、トークのみの収録となります。本収録映像にパフォーマンスは含まれておりません。あらかじめご了承ください。
福家の司会による5人の仏教ディスカッション。近江ARSの「還生の会」 を彷彿とさせるトークバトルが垣間見られた。冒頭で福家は、果敢に仏教の根本を問う。「仏教がどうあるべきかと言いますと、やっぱり人を育む思想、これが仏教本来のかたち。時には、世間の道徳とか法律、いわゆる人倫を外れても守る、そういう意味もある」。
「言葉にはその裏に爆弾がしかけられている」と告げる仏教学の第一人者である末木文美士さん(未来哲学研究所所長)。近江ARSの「還生の会」において仏教を全8 回に渡り講義中。
日本学研究者の佐藤弘夫さん(東北大学名誉教授)は草木供養塔のスライドを見せながら、「草木国土悉皆成仏」の日本らしさを話の枕 にしつつ、「コロナウイルスは果たして成仏するのか」という難問に挑戦。
「女子学」を研究する米澤泉さん(甲南女子大学教授)。従来の女性学ではこぼれ落ちてしまうファッションや化粧、サブカルの可能性を追究する。
紫式部が「源氏物語」の着想を得たとされる石山寺の第53 世座主・鷲尾龍華(近江ARS)。「何とはなしにここに仏の姿を感じる」という蓮の花が散ったあとの花托(かたく)を手にしての登壇。
開口一番「最近松岡さんのおっかけになっている」と打ち明けた作家の 佐藤優さん(元外務省主任分析官)。松岡が近江に向かった理由を、シュライエルマッハーを引きながら、「直感と感情」で掴んだと分析する。
左官の挾土秀平さん。日本漆喰の歴史を高速でたどりながら、岩手の花泉にある唐獅子土蔵を紹介。気仙の左官職人が作り上げた究極の漆喰だが、東日本大震災で半壊してしまった。
最後のゲストは仏師の加藤巍山さん。「人間は会うべき人には必ず会う、 しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎず」と静かに口を開く。もともとギタリストだった加藤さんは、ある時から手が動かなくなってしまい、その道を断念する。
最後のサプライズゲストに樂直入さん(陶芸家)が登壇。450 年の歴史 ある樂焼を継ぐ十五代目である。「技(ARS)」をめぐる対話は、穏やかながら凛とした厳しさが漂う。
<イベントの概要>
◎名称
近江ARS TOKYO「別日本があったって、いい。――仏はどこに、おわします?」
◎内容
【第2部】松岡正剛、ドリアン・ロロブリジーダ、福家俊彦、末木文美士、佐藤弘夫、米澤泉、鷲尾龍華、挾土秀平、佐藤優、加藤巍山、樂直入、和泉佳奈子
◎日時
令和6年4月29日(日)
◎場所
草月ホール|〒107-0052 東京都港区赤坂7-2-21 草月会館地下1階
◎出演
松岡正剛 編集工学者
ドリアン・ロロブリジーダ ドラァグクイーン
福家俊彦 三井寺長吏
末木文美士 未来哲学研究所所長
佐藤弘夫 日本学研究者
米澤泉 女子学研究者
鷲尾龍華 石山寺 座主
挾土秀平 左官
佐藤優 作家・元外交官
加藤巍山 仏師・彫刻家
樂直入 陶芸家 樂家十五代当主
和泉佳奈子 百間代表
◎主催
近江ARS(アルス)
https://arscombinatoria.jp/omi
◎お問合せ
近江ARS本部 滋賀県大津市栗林町3-1中山事務所内 中山雅文
近江ARS総局 東京都千代田区九段南2-2-8松岡九段ビル百間内 和泉佳奈子
omi@arscombinatoria.jp (近江 ARS 担当 中山・和泉)
ご感想やご意見ほか、近江ARSのイベントなどのご案内をご要望の方は、本プロジェクトの公式サイトの「CONTACT」からご連絡いただけますようお願いいたします。
https://arscombinatoria.jp/omi
- 商品名
- 近江ARS TOKYO「別日本があったって、いい。――仏はどこに、おわします?」【第2部】映像
- 内容
- 【第2部】松岡正剛、ドリアン・ロロブリジーダ、福家俊彦、末木文美士、佐藤弘夫、米澤泉、鷲尾龍華、挾土秀平、佐藤優、加藤巍山、樂直入、和泉佳奈子
- 時間
- 【第2部】約115分
- 配信期間
- 2024年7月23日〜2025年12月31日
- 出演者
-
松岡 正剛 編集工学者
ドリアン・ロロブリジーダ ドラァグクイーン
福家 俊彦 三井寺長吏
末木 文美士 未来哲学研究所所長
佐藤 弘夫 日本学研究者
米澤 泉 女子学研究者
鷲尾 龍華 石山寺 座主
挾土 秀平 左官
佐藤 優 作家・元外交官
加藤 巍山 仏師・彫刻家
樂 直入 陶芸家 樂家十五代当主
和泉 佳奈子 百間代表 - 主催
- 近江ARS
- 協賛
- 中山事務所・叶匠寿庵 ほか